不妊治療とヒプノセラピー
不妊治療(妊活)の道のりは、身体的な負担であると同時に、それ以上に精神的な負担を伴うことが少なくありません。先の見えない待ち時間、不確かさ、期待しては裏切られる経験、自分の身体をコントロールできないという感覚、時には罪悪感や孤独感。
ヒプノセラピーは医療的な治療に代わるものではなく、治療の成功率に働きかけるものでもありません。その上で、この道のりを少しでも落ち着いた気持ちで、自分自身と向き合いながら、しなやかに乗り越えていくための「場」を提供します。
それぞれの段階に合わせたサポート
治療前・治療中(体外受精、人工授精、排卵誘発など)
検査や注射、結果を待つ間の不安を和らげる
結果が出なかった後
あなたが経験していることを軽んじることなく、悲しみや落胆に寄り添う
治療期間を通して
常に医療的な管理下に置かれる身体から少し離れ、自分だけの時間を取り戻す
パートナーと一緒に
この道のりが関係に生む緊張を和らげる(カップルセラピーのページもご覧ください)
不妊治療に向き合う方へのアプローチ
私は「この問題にはこの技法」というように、扱うテーマに応じてひとつの決まった手法を当てはめる働き方はしていません。それぞれのセッションは、あなたの状況やペースに合わせて複数のアプローチを組み合わせながら、オーダーメイドで進めていきます。あらかじめ決められた画一的な手順ではなく、こうした柔軟でカスタマイズされた進め方こそが、心理的支配からの回復を含む私のセッション全体の特徴です。
(セッションで用いている各種メソッドの詳細は、こちらのまとめページでご紹介しています)
あなたの経験や、今どの段階にいるかによって、寄り添い方は変わります。治療中の不安を和らげたい方、うまくいかなかった経験の悲しみに向き合いたい方、終わりの見えない治療の中で少しでも心の落ち着きを取り戻したい方—それぞれに合わせて対応します。
何回のセッションが必要ですか?
必要なセッション数は、慢性的なストレスがどのくらいの期間続いているか、それを支えている根っこにあるパターンによって異なりますが、目標は、長く際限のないフォローアップではなく、妥当な回数のセッションで持続的な変化を得ることです。
よくある質問
ヒプノセラピーで妊娠しやすくなりますか?
ヒプノセラピーは不妊治療そのものに直接働きかけるものではなく、医療的な治療に代わるものでもありません。ただし、この道のりに伴うストレスや感情と向き合う助けにはなります。
一人で受けるべきですか、それともパートナーと一緒に受けられますか?
セッションは基本的にお一人で行います。お二人での対応がふさわしいと感じられた場合は、カップルセラピーのセッションへとご案内します。
現在受けている治療と併用しても問題ありませんか?
はい、この取り組みは医療的な治療を補完するものであり、治療の妨げになることはありません。治療のどの段階からでも始めていただけます。
セッションはどのくらい必要ですか?
状況によって異なります。大切な節目の前に単発で利用される方もいれば、より継続的なサポートを希望される方もいます。
セッション中、自分の意識を失うことはありますか?
いいえ。あなたは常に意識があり、自分の意志で行動できる状態のままです。外から何かを強制されることは決してありません。
私は、日本とフランスで心理学を学び、フランスで最初に設立された催眠療法の専門機関の一つである Ecole Centrale d’Hypnose Paris にて、国際的に知られるヒプノセラピスト、Dany Dan DEBEIX氏に師事しました。その後もフランス国内の複数の専門機関でさまざまなセラピー技法を学び、現在は催眠療法、心理学、神経科学などを統合したアプローチを行っています。
セラピストになる以前にも、さまざまな分野での職業経験を重ねてきました。こうした幅広い学びと経験を活かし、一つの理論や技法だけに当てはめるのではなく、お一人おひとりの状況を多角的に捉え、個性や背景に合わせたセラピーを大切にしています。
