クモ恐怖症:ヒプノセラピーによるサポート
一枚の写真、部屋の隅の何かの影、あるいは実物のクモそのもの——反応は即座に、しかも不釣り合いなほど強く現れることがあります。叫び声、逃げ出すこと、誰かにその存在を取り除いてもらうまでその部屋に入れなくなること。この反応が過剰であることは、自分でも分かっているかもしれません。それでも、その理解だけでは、恐れそのものを鎮めるには十分ではないのです。
クモ恐怖症とは何か
クモ恐怖症とは、クモに対する強く不釣り合いな恐れで、最も広くみられる特定の恐怖症のひとつです。実物のクモを前にした時だけでなく、画像や説明文、あるいは単に「出くわすかもしれない」と考えるだけでも引き起こされることがあり、特定の場所や活動(ガーデニング、キャンプ、地下室、屋根裏部屋など)を避けるようになることがあります。
クモ恐怖症にヒプノセラピーが効果的な理由
催眠によるワークでは、以下のことが可能になります。
- 恐れの根底にある無意識の結びつきにアクセスすること——多くの場合、ある印象的な経験や、後天的に学習されたものに関係しています
- 恐れの対象と長時間直接向き合う必要なく、その結びつきを解きほぐすこと
- こうした状況に対して、釣り合いの取れた反応を取り戻すこと
クモ恐怖症へのアプローチ
私は、扱うテーマによって技法を使い分けるという方法は取っていません——「このテーマにはこの手法」という考え方ではないということです。それぞれのセッションでは、複数の補完的なアプローチを統合的に組み合わせて用います。
(セッションで用いている各種メソッドの詳細は、こちらのまとめページでご紹介しています)
セッションは何回くらい必要ですか
クモ恐怖症のように、対象がはっきりしている特定の恐怖症の場合、他のテーマに比べてサポートが短期間で済むことがよくあります。目指すのは、決まった期限ではなく、持続的な変化です。
よくある質問
セッション中に、クモと接触しなければなりませんか?
いいえ、ありません。催眠によるワークはカウンセリングルーム内で行われ、サポートの過程でクモと直接向き合う必要はありません。
子どもの頃から続いている恐れでも、なくすことはできますか?
はい、恐怖がどれだけ長く続いていても、催眠によるワークの効果に影響することはありません。
クモ恐怖症を扱うセッションでは、何が行われますか?
セッションでは、恐れの根本にあるものを探ります。そのうえで、催眠によるワークを通じて、関わっている無意識の結びつきを解きほぐすことを目指します。
私は、日本とフランスで心理学を学び、フランスで最初に設立された催眠療法の専門機関の一つである Ecole Centrale d’Hypnose Paris にて、国際的に知られるヒプノセラピスト、Dany Dan DEBEIX氏に師事しました。その後もフランス国内の複数の専門機関でさまざまなセラピー技法を学び、現在は催眠療法、心理学、神経科学などを統合したアプローチを行っています。
セラピストになる以前にも、さまざまな分野での職業経験を重ねてきました。こうした幅広い学びと経験を活かし、一つの理論や技法だけに当てはめるのではなく、お一人おひとりの状況を多角的に捉え、個性や背景に合わせたセラピーを大切にしています。
