吐き気 : ヒプノセラピーによるサポート
吐き気が特定の状況—締め切りの前、気の重い約束の前、あるいは緊張が長く続く時期—に特に起こりやすいと、すでにお気づきかもしれません。食事の内容とは関係なく起こることも多いはずです。消化器系は感情に対して特に敏感で、「第二の脳」と呼ばれることもあるほどです。
吐き気と不安:よくみられる関係
医学的な検査を受けても、それだけでは十分に説明できるような消化器系の原因が見つからない場合、繰り返す吐き気は、不安や、表現されないままの感情的な緊張、あるいは文字通りにも比喩的にも「消化しづらい」と感じている状況に結びついていることがよくあります。
しかしながら、まず医師の診断を受けることは不可欠です。(特別な治療が必要な消化器系の原因を除外するため)ヒプノセラピーによるサポートは、この段階を経たうえで、感情的な側面が関係している場合に、補完的な位置づけで行います。
吐き気にヒプノセラピーが効果的な理由
セッションでは、症状を無理に「消す」ことだけを目的とするのではなく、その症状がどのような状況で現れるのか、身体がどのような反応をしているのか、そこにどのような感情や体験が関係している可能性があるのかを探っていきます。
たとえば、
- 吐き気として現れている感情的な負荷や不安を軽減すること
- 必要に応じて、ある状況において感情的に「消化しづらい」と感じているものを探ること
- 神経系の調整を促し、それが消化器系に直接反映されるようにすること
吐き気へのアプローチ
私は、相談内容ごとに「この症状にはこの技法」という形で、一つの方法だけを選んで行うことはしていません。一人ひとりの状態や、そのときのセッションの流れに合わせて、複数のアプローチを組み合わせながら統合的に進めていきます。最初から「原因はこれ」と決めつけるのではなく、あなた自身の感覚や体験を手がかりにしながら、身体と無意識のつながりを見ていきます。
何回のセッションが必要ですか?
必要なセッション数は、感じている身体の症状がどのくらいの期間、どのくらいの頻度で続いているかによって異なりますが、目標は、長く際限のないフォローアップではなく、妥当な回数のセッションで持続的な変化を得ることです。
よくある質問
繰り返す吐き気に対して、ヒプノセラピーは医師の診断の代わりになりますか?
いいえ、なりません。特別な治療が必要な消化器系の原因を除外するために、まず医師の診断を受けることが第一段階です。ヒプノセラピーは、感情的な側面が関係している場合に、補完的なサポートとして位置づけられます。
なぜ特定の状況で吐き気が起こりやすいのでしょうか?
それは多くの場合、その状況に結びついた不安や感情的な緊張のサインです。消化器系は、感情の状態に対してとりわけ敏感に反応します。
このテーマを扱うセッションでは、何が行われますか?
セッションでは、吐き気に結びついた感情的な負荷を探ります。そのうえで、催眠によるワークを通じて神経系の調整を促し、それが消化器系に反映されるようにしていきます。
身体に現れている症状から、心とのつながりを見つめてみませんか?
私は、日本とフランスで心理学を学び、フランスで最初に設立された催眠療法の専門機関の一つである Ecole Centrale d’Hypnose Paris にて、国際的に知られるヒプノセラピスト、Dany Dan DEBEIX氏に師事しました。その後もフランス国内の複数の専門機関でさまざまなセラピー技法を学び、現在は催眠療法、心理学、神経科学などを統合したアプローチを行っています。
セラピストになる以前にも、さまざまな分野での職業経験を重ねてきました。こうした幅広い学びと経験を活かし、一つの理論や技法だけに当てはめるのではなく、お一人おひとりの状況を多角的に捉え、個性や背景に合わせたセラピーを大切にしています。
