原因の分からない身体症状へのヒプノセラピー
病院で何度も検査を受け、専門医にも相談している。それでも原因が分からないまま、症状が続いている。頭痛や片頭痛、吐き気、めまい、皮膚症状、慢性的な痛みなど、身体には確かに症状があるのに、医学的には十分な原因が見つからないことがありませんか?
それは「気のせい」ということではありません。身体と心は切り離されたものではなく、意識していない感情や過去の体験、心理的な緊張などが、身体の反応に影響していることがあります。
ヒプノセラピーでは、症状そのものだけを見るのではなく、その背景にある心と身体のつながりにも目を向けていきます。
原因の分からない身体症状とは?
ここでいう「原因の分からない身体症状」とは、必要な医学的検査や治療を受けても、症状を十分に説明できる原因が見つからない、あるいは症状が続いている状態を指します。
身体に現れている症状は、決して「気のせい」ではありません。実は身体の状態は心理的・情動的な状態とも密接に関係しています。
例えば強いストレスが関係していることもあれば、本人が意識していない感情、過去の体験やトラウマ、十分に処理されていない感情などが、身体の緊張や反応に影響している可能性もあります。
そのため、「症状の原因はストレス」と最初から決めつけるのではなく、その人の身体と心の中で何が起きているのかを丁寧に見ていくことが大切です。
ただし、身体症状がある場合はまず医療機関を受診し、器質的な疾患や医学的な治療が必要な状態ではないかを確認することはとても重要です。
なぜヒプノセラピーが身体症状に役立つのか
セッションでは、症状を無理に「消す」ことだけを目的とするのではなく、その症状がどのような状況で現れるのか、身体がどのような反応をしているのか、そこにどのような感情や体験が関係している可能性があるのかを探っていきます。
たとえば、
- 身体に現れている症状と無意識とのつながりを探る
- 症状に関連している可能性のある感情や過去の体験に目を向ける
- 身体に蓄積されている緊張や反応に気づく
- 心身の状態をより穏やかに調整していく
といったアプローチを行います。
必ずしも本人が「何か大きな問題を抱えている」と自覚している必要はありません。
意識ではすでに乗り越えたと思っている出来事や、普段は思い出すことのない体験が、身体の反応と何らかの形で関係していることもあります。
身体と心のつながりを探るアプローチ
私は、相談内容ごとに「この症状にはこの技法」という形で、一つの方法だけを選んで行うことはしていません。一人ひとりの状態や、そのときのセッションの流れに合わせて、複数のアプローチを組み合わせながら統合的に進めていきます。最初から「原因はこれ」と決めつけるのではなく、あなた自身の感覚や体験を手がかりにしながら、身体と無意識のつながりを見ていきます。
よくご相談いただく身体症状
ここで挙げているものは、セッションで扱うことのある症状の一例です。原因の分からない身体症状は人によって異なるため、以下に含まれていない症状についてもご相談いただけます。
何回のセッションが必要ですか?
必要なセッション数は、感じている身体の症状がどのくらいの期間、どのくらいの頻度で続いているかによって異なりますが、目標は、長く際限のないフォローアップではなく、妥当な回数のセッションで持続的な変化を得ることです。
よくある質問
原因の分からない身体症状は「気のせい」なのでしょうか?
いいえ。身体に現れている症状は、実際に身体で感じているものであり、「気のせい」という意味ではありません。心と身体は互いに影響し合っているため、心理的・情動的な要因が身体症状の発症や強さに関係している可能性があります。
だからこそ、身体だけ、あるいは心だけを見るのではなく、その両方のつながりを見ることが大切です。
ストレスが原因でなくても相談できますか?
はい。ストレスが身体症状に関係している場合もありますが、最初から「ストレスが原因」と決めつけることはしません。本人が意識していない感情や過去の体験、トラウマ、処理しきれていない感情など、さまざまな可能性を含めて、その方自身の体験から探っていきます。
ヒプノセラピーを受ける前に病院へ行く必要がありますか?
はい。身体症状がある場合には、まず医療機関を受診し、器質的な疾患や医学的な治療が必要な状態ではないことを確認することをおすすめします。ヒプノセラピーは医学的な診断や治療に代わるものではありません。医学的な検査や治療を受けても症状が続いている場合に、その症状を心と身体のつながりという別の側面から探っていくためのアプローチです。
セッションでは何をするのでしょうか?
まず、現在の症状やこれまでの経過、症状が現れる状況などについてお話を伺います。そのうえで、症状に関連している可能性のある感情や過去の体験、身体の反応などに意識を向けながら、ヒプノセラピーを用いて無意識とのつながりを探っていきます。「症状の原因はこれ」と最初から決めつけるのではなく、その方自身の感覚や体験を手がかりに進めていきます。
身体に現れている症状から、心とのつながりを見つめてみませんか?
私は、日本とフランスで心理学を学び、フランスで最初に設立された催眠療法の専門機関の一つである Ecole Centrale d’Hypnose Paris にて、国際的に知られるヒプノセラピスト、Dany Dan DEBEIX氏に師事しました。その後もフランス国内の複数の専門機関でさまざまなセラピー技法を学び、現在は催眠療法、心理学、神経科学などを統合したアプローチを行っています。
セラピストになる以前にも、さまざまな分野での職業経験を重ねてきました。こうした幅広い学びと経験を活かし、一つの理論や技法だけに当てはめるのではなく、お一人おひとりの状況を多角的に捉え、個性や背景に合わせたセラピーを大切にしています。





