先延ばし:ヒプノセラピーによるサポート
何を、いつ、なぜやるべきなのか——それは自分でもよく分かっているかもしれません。それでも、その作業は何度も先送りにされ続け、ぎりぎりになって、あるいはそれすら過ぎてしまうこともあります。これは段取りの悪さや意志の弱さの問題ではありません。多くの場合、その行動の裏側に隠れている恐れが原因なのです。
先延ばしとは何か
先延ばしとは、それが悪い結果につながると分かっていながら、行動を意図的かつ繰り返し後回しにしてしまうことです。一般的に、これは怠け癖の問題ではありません。むしろ多くの場合、その作業に結びついた不快な感情——失敗が怖いという感覚、期待に応えられないのではないかという恐れ、あるいは作業に着手すること自体を脅威に感じさせてしまう完璧主義——を、無意識のうちに避けようとする働きをしています。
この仕組みは自己増殖的です。作業を先送りにするほど、それにまつわる感情的な負荷は重くなり、それがさらに回避を強めてしまうのです。
先延ばしにヒプノセラピーが効果的な理由
催眠によるワークでは、以下のことが可能になります。
- 作業の先送りの裏で、実際に避けられている感情を見極めること
- 行動に移すことを脅威のように感じさせてしまっている、感情的な負荷を解きほぐすこと
- 結果への恐れにとらわれず、行動そのものへの、より直接的なアクセスを取り戻すこと
先延ばしへのアプローチ
私は、扱うテーマによって技法を使い分けるという方法は取っていません——「このテーマにはこの手法」という考え方ではないということです。それぞれのセッションでは、複数の補完的なアプローチを統合的に組み合わせて用います。(セッションで用いている各種メソッドの詳細は、こちらのまとめページでご紹介しています)
セッションは何回くらい必要ですか
セッションの回数は、そのパターンがどれだけ古くから続いているかによって異なりますが、目指すのは、長く際限のないフォローアップではなく、妥当な回数のセッションで持続的な変化を得ることです。
よくある質問
先延ばしは、規律の欠如なのでしょうか?
いいえ、そうではありません。多くの場合、単なる意志の弱さというより、その作業に結びついた不快な感情を、無意識のうちに避けようとする働きなのです。
悪い結果になると分かっているのに、なぜ先延ばしにしてしまうのでしょうか?
この感情的な回避の仕組みは無意識のレベルで働いており、結果について頭で分かっている理屈とは関係なく作動します。催眠によるワークは、まさにこの仕組みを解きほぐすことを目指します。
このテーマを扱うセッションでは、何が行われますか?
セッションでは、作業の先送りの裏で実際に避けられている感情を探ります。そのうえで、催眠によるワークを通じて、行動そのものへの、より直接的なアクセスを取り戻すことを目指します。
自分の行動を、もう一度自分の手に取り戻したいと思いませんか?
私は、日本とフランスで心理学を学び、フランスで最初に設立された催眠療法の専門機関の一つである Ecole Centrale d’Hypnose Paris にて、国際的に知られるヒプノセラピスト、Dany Dan DEBEIX氏に師事しました。その後もフランス国内の複数の専門機関でさまざまなセラピー技法を学び、現在は催眠療法、心理学、神経科学などを統合したアプローチを行っています。
セラピストになる以前にも、さまざまな分野での職業経験を重ねてきました。こうした幅広い学びと経験を活かし、一つの理論や技法だけに当てはめるのではなく、お一人おひとりの状況を多角的に捉え、個性や背景に合わせたセラピーを大切にしています。
