自分に自信が持てない・自己肯定感が低いときのヒプノセラピー
「自分に自信が持てない」「もっと自己肯定感を高めたい」と感じていませんか?
仕事では十分な実績がある、人から褒められることもある。それでも、自分の能力や価値を信じることができず、「自分はまだ足りない」「もっと頑張らなければ」と感じ続けてしまう。
あるいは、人からの評価が気になりすぎたり、失敗することが怖くて行動できなかったり、自分の意見や希望を素直に表現できなかったりすることもあります。
こうした「自分に自信が持てない」という感覚は、単純に能力や努力が足りないから起こるとは限りません。
場合によっては、幼少期から身につけてきた自己評価のパターンや、自分自身をどのように捉えるかという無意識のパターンが関係しています。
自分に自信が持てない・自己肯定感が低いとは?
「自分に自信がない」と感じる状態には、さまざまな形があります。
- 自分の判断にいつも自信が持てない
- 人からどう評価されるかが気になる
- 失敗することを過度に恐れてしまう
- 褒められても素直に受け取れない
- 成功しても「運がよかっただけ」と考えてしまう
- 自分の長所や能力を認めることができない
- 周囲の人と自分を比較してしまう
- 「自分はまだ足りない」と感じ続ける
- 自分には価値がないように感じる
- 「もっと頑張らなければ」と自分を追い込み続ける
このような状態が続くと、「自信を持ちたい」「自己肯定感を高めたい」と努力しても、なかなか変化を感じられないことがあります。
ここでいう「自信」と「自己肯定感」は、完全に同じものではありません。
自信とは、たとえば「自分にはこれができる」という能力や行動に対する信頼です。一方、自己肯定感とは、何かができるかどうか、他人から評価されているかどうかにかかわらず、自分自身をある程度肯定的に受け止められる感覚です。
そのため、能力や実績が十分にあるにもかかわらず、自分に自信が持てないということもあります。
なぜ、実績があっても自分に自信が持てないのでしょうか?
自分に自信が持てないとき、「もっと努力すれば自信がつくのではないか」と考えることがあります。
しかし、すでに十分な努力をしているにもかかわらず、自信のなさや自己否定が繰り返される場合があります。
これは、現在の能力そのものではなく、自分自身を評価するときに使っている無意識のフィルターが関係していることがあります。
たとえば、幼い頃に繰り返し否定された経験、誰かと比較され続けた経験、努力しても認めてもらえなかった経験、あるいは「良い子でなければ認めてもらえない」と感じるような環境。
こうした経験から、「自分は十分ではない」「もっと頑張らなければ価値がない」といった自己評価のパターンが形成されることがあります。
一度そのようなパターンが定着すると、大人になってからどれだけ成功や実績を積み重ねても、そのパターンを通して自分自身を評価し続けることがあります。
そのため、「もっと自信を持とう」「自分を好きになろう」と意識するだけでは、変化しにくい場合があります。
ヒプノセラピーで自己肯定感や自信のなさにアプローチする
ヒプノセラピーでは、現在の「自分に自信が持てない」という感覚だけを表面的に変えようとするのではなく、その自己評価のパターンがどのように形成され、現在どのように機能しているのかを探っていきます。
セッションでは、たとえば次のようなアプローチを行います。
- 自信のなさや自己否定につながっている過去の経験にアクセスする
- 必要に応じて、幼少期から形成されてきた自己評価のパターンを見つめる
- 現在の自分が持っている能力やリソースという新しい視点から、その経験に対する認識を更新する
- 他人からの評価や外部からの証拠だけに頼らず、自分自身を信頼できる感覚を育てていく
必ずしも過去の出来事を強く再体験する必要があるわけではありません。
大切なのは、「なぜ自分はこんなに自信がないのだろう」と自分を責めることではなく、現在の自分に必要のなくなった古いパターンを理解し、より適切な自己評価へと更新していくことです。
自信のなさ・自己肯定感の低さへのアプローチ
私は「自信のなさにはこの技法」というように、テーマごとにひとつの決まった手法を当てはめてはいません。
同じ「自分に自信が持てない」という悩みであっても、その背景や現在の生活への影響は人によって異なるからです。
それぞれのセッションでは、あなたの状況やペースを丁寧に確認しながら、複数のアプローチを組み合わせてオーダーメイドで進めていきます。
(セッションで用いている各種メソッドの詳細は、こちらのまとめページでご紹介しています)
具体的には否定的な自己評価のパターンの根底にある経験に働きかけながら、現在の自分が持っているリソースや能力へのアクセスを取り戻し、自分自身とのより安定した関係を築いていくことを目指します。
何回のセッションが必要ですか?
必要なセッション数は、自信のなさや自己肯定感の低さがどのくらいの期間、どのくらい深く定着しているかによって異なります。
そのため、最初から一律の回数を決めることはしていません。
目指しているのは、長期間にわたって際限なくセッションを続けることではなく、必要なサポートを必要なだけ受けながら、持続的な変化につなげていくことです。
よくある質問
自分に自信がないのは、能力が足りないからでしょうか?
必ずしもそうとは限りません。
実際には十分な能力や実績があるにもかかわらず、自分の成功を「たいしたことではない」「運がよかっただけ」と考えてしまう人もいます。
この場合、変える必要があるのは能力そのものではなく、自分自身を評価するときのパターンかもしれません。
自己肯定感を高めれば、自分に自信を持てるようになりますか?
自己肯定感と自信は関連していますが、完全に同じものではありません。
「自分にはこれができる」という自信だけを高めようとすると、できないときに再び自己評価が下がってしまうことがあります。
そのため、能力や成果だけに左右されず、自分自身を適切に評価できる土台を整えることも重要です。
実績があるのに、自分を認めることができないのはなぜですか?
過去から身につけてきた否定的な自己評価のパターンが、現在の経験をフィルターにかけている可能性があります。
その場合、どれだけ新しい実績を積み重ねても、それを自分の価値の証拠として受け取れないことがあります。
セッションでは具体的に何をするのでしょうか?
まず、現在の自信のなさや自己肯定感の低さが、あなたの生活の中でどのように現れているのかを丁寧に確認します。
その上で、そのパターンの背景や由来を探り、ヒプノセラピーを含む適切なアプローチを組み合わせながら、現在の自分にとってより適切な認識へと更新していきます。
セッションの進め方は、一人ひとり異なります。
自分自身との、より安定した向き合い方へ
「もっと自信を持たなければ」と頑張り続けることに疲れてしまった方へ。
変える必要があるのは、あなた自身ではなく、長い間身につけてきた自分自身の見方なのかもしれません。
ヒプノセラピーを通して、自分自身をより深く理解し、これまでとは異なる視点から自分と向き合っていくことができます。
私は、日本とフランスで心理学を学び、フランスで最初に設立された催眠療法の専門機関の一つである Ecole Centrale d’Hypnose Paris にて、国際的に知られるヒプノセラピスト、Dany Dan DEBEIX氏に師事しました。その後もフランス国内の複数の専門機関でさまざまなセラピー技法を学び、現在は催眠療法、心理学、神経科学などを統合したアプローチを行っています。
セラピストになる以前にも、さまざまな分野での職業経験を重ねてきました。こうした幅広い学びと経験を活かし、一つの理論や技法だけに当てはめるのではなく、お一人おひとりの状況を多角的に捉え、個性や背景に合わせたセラピーを大切にしています。
